コーチもコーチでない人も一緒に考える“BE COACH”
さる2018年9月9日、さいたま市大宮区で2018年9月定例セミナーを開催しました。今回は、国際コーチ連盟プロフェショナル認定コーチ(ICF PCC)、(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ、NPO法人日本スクールコーチ協会副理事長でもある、埼玉チャプター顧問の三好智玄(みよし・ちげん)氏に登壇いただき、「BE COACH」というキーワードを提示して進行しました。
まずはアイスブレーク。アイスブレーク前のグループ編成手法も含め、智玄氏ならではのユニークな内容で、一気に場がほぐれた感じがしました。
続いて、「自分のアイデンティティ(自分はこういう人)」を探るワーク。まず個人で、アイデンティティにつながる言葉やフレーズをできるだけたくさんリストアップし、その中から5つをピックアップ、自分に占めるその割合を直感で計測するなど、自分を深める実習を行いました。次いで、その内容を同じグループ内でシェア、他者との違いを認識することで、より深く「自分はこういう人だ」という思いが強くなる効果がありました。
そして、今回のもう一つの柱である「コーチングの本質/コーチの在り方」を改めて認識するワーク。自分が考える「コーチングの本質/コーチの在り方」を表現するフレーズや言葉をリストアップし1つ一つを名刺大のカードに記入。その内容が実際の自分とどう乖離しているかを見つめる内容です。個人ワークを行った後に、グループ内でシェア。グループメンバーのすべてのカードを、NLP(神経言語プログラミング)のモデルである「ニューロ・ロジカル・レベル」に基づいて話し合い、抽出・分類した上で、それらのカードを『智恵の樹』に仕上げ、参加者全員でシェアしました。
コーチの人はもちろん、コーチではない人も、今回のセミナーテーマ「BE COACH」で、自分のアイデンティティが明らかになった上で、次回10月定例セミナーのテーマ「ビジョンメイキング」につながるストーリーとなります。
アンケート
参加して手に入れたこと、参考になったこと、帰って活かしたいと思ったことは何でしょうか
- 自分の目指すユーティリティ像が再認識できた。アイデンティティの意味が心理学的な意味と違うことが分かった。(STさん)
- コーチは保護者ではない。クライアントの自立支援である。(SNさん)
- 自身のアイデンティティを確認し意識することで、職場、日常生活等で活かしたい。(YSさん)
- コーチングのあり方、自己紹介の進め方、アイデンティティのポートフォリオなど、ワークショップがわかりやすく、考える幅が広がる、他人の知恵の交流と刺激を受け交流する、理解する手法として大変有益でした。(THさん)
- 話し言葉、ドラマを見ている時など、言葉にもう少し注意してみようと思います。(TYさん)
- 今、自分が切に課題として捉えているところに収れんしていったので、とてもためになりました。(MOさん)
- ニューロ・ロジカル・レベルが参考になりました。知恵の樹のアイデアも素敵だと思いました。(HKさん)
- 根本的な部分を考える良い機会になりました。書き出すことが有効であることが分かりました。知恵の樹(ツール)は参考にしたい。(KTさん)
- 「私は○○だ」、どうなりたいか(ありたいか)を再度見直したい。(KSさん)
- 自分の価値やニーズといった部分を見直すきっかけになりました。今年は年明けから、考え方がこれまでと変化していたので、整理や落とし込みになりました。(MNさん)
- 相手との会話がNLPのどのレベルにあるのか、意識してみたい。(SYさん)
その他ご感想ご意見、ご希望がございましたらご自由にご記入ください
- “天使の視線”(SNさん)
- 次回のセミナーを楽しみに致しております。(THさん)
- オープニングからユニークな手法で、最初から最後まで引きつけられました。(TYさん)
- 来月のビジョンメイキングにつながる材料ができました。ありがとうございました。(MOさん)
- 各チームのツリー画像をWEB等にUPして頂きたいです。(KSさん)
- BE COACHの項目を、テーマ別にNLPレベルに分類する……というチャレンジを最後までやってみたい。(SYさん)