「コーチング基本スキルを学ぶ」
2012年2月5日(日)、さいたま市大宮区にて2012年2月定例セミナーを開催しました。
今回のセミナーは(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ並びにコーチ・エイCTPクラスコーチでもある埼玉チャプター会長の砂川邦夫氏進行のもと、コーチングの基本的スキルを学び直すワークを行いました。
導入部ではコーチングに関する基礎的な解説から始まり、次いで「聴く」「承認」「質問」といった3つのコーチング基本スキルを扱いました。
ワークの中では、会社経営者でもある講師の砂川氏の体験に基づく職場や生活の中でのコーチ的関わりについて、参加者の皆さんから終始積極的な質問が挙がっていました。
まず「聴く」では「斜に構えた態度で相手の話を聴く」というテーマでワークを行いました。
- 話すことが出てこない。孤独感を感じた。
- 自分は普段こういう姿勢だったかもしれない! ということに気づいた。
- 話しながらつらかった。普段意識していなかった。
などのシェアがありました。
次の「承認」では、
- 欠けている円を描いて「日頃目がいきがちな欠けている部分から視点を変えて相手の持っているものや強みに視点を向けて相手と関わる」というレクチャーが印象に残った。
というご意見がありました。
また、ペアで聴く/聴かれる体験と合わせて相手を認める姿勢の大切さを体感しました。
最後の「質問」では、「相手のために質問をする」という視点に立ったレクチャーがあり、
- 自分が欲しい情報を収集するために質問をしている、という気づきがあった。
- 相手を問い詰めていることに気づいた
というご意見がありました。
また、この日は学生の方の参加もあり、幅広い年代や職業の方が一緒の時間、場を共有できたことで更に豊かな学びにつながったように思います。
埼玉チャプターがコーチング歴や職業、年齢、性別を超えてコーチングに親しめる機会を提供する場になっている様でとても嬉しく思いました。