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自己理解と自己受容に役立つ? マインドフルネス的瞑想トレーニング

さる2017年9月10日、さいたま市大宮区で2017年9月定例セミナーを開催しました。今回は、埼玉チャプター会員の山崎努氏に登壇いただき、いつでも実践できる瞑想トレーニングをテーマに、15名の参加者で進行していきました。

まずは山崎氏から社会に出てから瞑想に出会うまでの半生が披露され、組織の中でさまざまな矛盾や苦難を体験することを経るとともに、自分を知るためにいろいろなトレーニングを重ねる中で、たまたま知った瞑想が最も自分の腑に落ちた、というエピソードを共有いただきました。

山崎氏が実践している瞑想は『ヴィパッサナー瞑想』と呼ばれ、仏教において真理とされる無常・苦・無我を洞察する瞑想であるとされています。『マインドフルネス瞑想』はこのヴィパッサナー瞑想から派生したものとのことでした。

そして『集中瞑想』『洞察瞑想』『慈悲の瞑想』の3種類の瞑想法が紹介され、それぞれの瞑想を全員で実践してみました。瞑想をしても雑念が湧き起こってしまう、との参加者の言葉に、山崎氏から「雑念が生じるのは人間なのでしかたがない。肝心なのは、雑念が生じてもその雑念にとらわれない心がけである」ということで、雑念にとらわれない方法をシェアしていただきました。

日々の生活の中で、とかく人間関係や周囲の環境に思わず反応してしまうのが人間ですが、反応する一歩手前で自分の内面で生じている感覚に気づくことができると、過度な反応を回避でき心穏やかに過ごせるもの。今回紹介していただいた瞑想法を日々実践することで、過度な反応を抑えることができるとのことで、参加者からも「さっそく日々実践していきたい」という感想が多く寄せられました。

アンケート

参加して手に入れたこと、参考になったこと、帰って活かしたいと思ったことはなんでしょうか?

  • 3つの瞑想を自宅でもやろうと思う。
  • 毎日続けて日常に活かしたい!
  • とらわれないためのトレーニング
  • 安定した心
  • 鼻腔に意識を向けるということです。雑念が起きた時の対処法として実践したいです。
  • 慈悲の瞑想は日常に活かしていきたいと思います。
  • 鼻腔を意識することで、瞑想のスイッチを入れることを日々の生活に取り入れてセルフコントロールに活かしたいと思います。
  • 私は集中力がない方なのでコツを教えてもらった感じです。自分の体感覚に集中することをやってみます。
  • 意識→知覚→感覚→反応の流れがとてもよくわかりました。今まで知覚でわかっていたものを感覚で感じることの大切さがわかりました。
  • 鼻腔、洞察、慈悲の瞑想の実践
  • 日常生活に取り入れていきたいです。
  • 心がとらわれているという状態が今の状況を変えようともがいている状態であり、現状を受け入れられれば楽になりそうだと思えたこと。
  • 体調を見ながら実践してみたいと思います。

その他のご感想ご意見、ご希望がございましたらご自由にご記入ください。

  • コーチングセッションを体験できる学びをしたい。マインドフルネス瞑想についても学びたい。(RNさん)
  • ありがとうございました。(SYさん)
  • 以前スピーチで聞いた時に比べて理解が深まりました。(TYさん)
  • 初めてとのことでしたがとてもすばらしい講師ぶりでした。またお願いします。(NSさん)
  • 今日は来た時の心の乱れがすっきりしました。ありがとうございました。(MMさん)
  • たくさんの瞑想を体験できてとてもよかったです。ありがとうございました。(MHさん)
  • 瞑想するよりも関連する事象を目に見える連想の方がアイディアが多いのではないかと感じました。(THさん)