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『アクティブリスニング』~3つの「聴く」~

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さる2016年2月14日、さいたま市大宮区で2016年2月定例セミナーを開催しました。今回は多くのアスリートや企業経営者・エグゼクティブのコーチ実績をお持ちの、株式会社プロコーチジャパン代表取締役の山家正尚(やまや・まさなお)氏を講師にお迎えし、コーチングにおける最も大切なスキルである『聴く』というスキルについて、山家コーチご自身で確立した手法も交えて学びました。

コーチングにおける『聴く』スキルには、ベースには言語化された(バーバル)状況を聴くスキルが、そして一歩進んで、クライアントが言語化していないノンバーバルな状況(たとえば仕草であるとか、表情であるとか)を聴く(見る)スキルが知られています。しかし山家コーチはご自身のこれまでの経験から、『フィールド』と呼ぶ、クライアントを取り巻く雰囲気や背景を読み取る、ないしは感じ取ることが、成果を出す大きなポイントになることを発見。現在はご自身の直感力を働かせて、セッションに活かしていることが披露されました。

photo-03一見、非科学的で「怪しげな」話にとられがちですが、山家コーチは「しかしこれでクライアントの成果が出ていることも事実」であるとし、「直感力であれ第六感であれ、クライアントにとって良い結果がもたらされるのであれば、利用できるものは利用すべきである」というスタンス。実際、世の中には『引き寄せの法則』や『アファメーション』という、人生の成功をもたらす理論やツールも現実に存在しており、それらとコーチングは一線を画するのではなく、実は一本の線上につながっているものだ、という山家コーチの言に、参加者は新たな学びを得ることができました。