photo-01

「『聴く』ことを深めよう」

2007年7月22日(日)、さいたま市大宮区において、埼玉チャプター理事・沖昌幸氏を講師に「『聴く』ことを深めよう」というテーマで、埼玉チャプター7月定例セミナーを開催しました。

コーチングには、さまざまなコミュニケーション・スキルがありますが、その中でも最も重要なスキルが『聴く』というスキルです。コーチングの90%以上は「聴くことである」としても間違いではありません。

しかし人は、他人の話を聞くにあたって、さまざまな妨げがあります。参加者からは「興味がない話は聞きづらい」「聴こうという気持ちになっていない」「別の音や声に反応してしまう」など、妨げとなる要因が意見として出されました。

次に聴くことを中心に据えた、コミュニケーションのポイントについて考えてみることにしましたが、ここでは「話すことよりも聴くことに大半の時間を費やす」「相づちを打ったり、話し手の言葉を繰り返す」「ノンバーバルな情報を受け取る」「沈黙を受け入れる」といった、さまざまな考えをシェアすることができました。

photo-02休憩の後は、全員がコーチ役・クライアント役となって順番にコーチング・セッションを行いました。その間、オブザーバーは「聴く」ことに焦点を当ててセッションを観察し、セッション後にコーチ役にフィードバックをする、ということで、聴けていることや聴けていないことを明確にするワークとなりました。