指導者に向けるアンガーマネジメント~スポーツ指導現場を例に~
さる8月9日(日)、まだまだ暑さが厳しい中、32名の皆さまのご参加を頂き、8月の定例セミナーが開催されました。
今回は日本アンガ―マネジメント協会公認ファシリテーター 霜触智紀氏をお招きし、「指導者に向けたアンガ―マネジメント~スポーツ指導現場を例に~」というテーマで、
- 第一部 怒りの感情コントロール~アンガ―マネジメントとは~
- 第二部 アンガ―マネジメントテクニックの紹介
について学びました。
怒りに身を任せ、大切な人との関係を台無しにしてしまうのは本当にもったいないこと。怒りと上手く付き合うすべを知ることで、私たちは信頼関係を築き、人生をもっと豊かにすることが出来るのではないでしょうか。
…とは言っても、さて、どうしたらいいの? というのが正直なところ。
そんな「どうしたら?」を実践的な内容と分かりやすいレクチャー、そして楽しいワークを通して学ぶ3時間になりました。
私にとって、とても印象的だったワークが「べき」の境界線。①自分と同じ ②少し違うが許容可能 ③自分と違う。許容できない。という3つの境界線に沿って自分はどれに当てはまるかを指し示すというワークでした。
「これはおかずとして…」など身近なものを例に①~③を示したところ、なんと、一緒に参加していた主人とのギャップが発覚!! 一番良く知っているはずの相手でさえ、自分とは違う、知られざる「べき」があることに衝撃を受けました。そして、相手の「べき」を思いやる心の余裕を持ちたいものだな、と思いました。
今回ファシリテーターをしてくださった霜触氏は弱冠20代。埼玉チャプター史上最年少のファシリテーターでいらっしゃいました。霜触氏ご自身の体験をベースにした学びが溌剌とした声に乗ってとても心にひびきました。今後、益々のご活躍が楽しみです!(文責:尾口あゆみ)