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「クライアントの満足度とコーチのブランド」

2007年5月27日(日)、さいたま市大宮区において、埼玉チャプター5月定例セミナーを開催しました。

今回のセミナーは、日本コーチ協会 神奈川チャプター・ビジネスコーチング部会の部会長もつとめておられる、NPO法人 顧客ロイヤルティ協会理事長・伊藤秀典氏を講師にお招きし、「クライアントの満足度とコーチのブランド」というテーマでセミナーを開催しました。

伊藤氏は長年、大手石油会社で会社員生活を送られ、独立後はコーチングを活かした顧客満足(CS=Customer Satisfaction)をテーマとしたコンサルタント業を主に中小企業向けに展開されておられます。

今回のセミナーでは、顧客満足に視点を置いたブランディングの手法について、主にコーチ業を生業とするうえでの実践内容を解説していただきました。

コーチにとって顧客とはすなわち「クライアント」です。クライアントがコーチに期待していることが実現すれば、顧客は満足しますが、さらにクライアントが想定していた以上の成果が出ると、これは「満足」を超えて「感動」につながります。感動を生むことが顧客のロイヤルティ(忠誠心)を醸成することになり、それがひいてはコーチとしてのブランド力にもなります。

photo-02そしてブランド力を向上させるためには、(1)コーチとしての自分の価値を明確にすること (2)「これだけはどのコーチにも負けまい」というオンリーワンのコーチをめざすこと (3)実際のサービス提供内容や方法を効果的に宣伝すること の3条件がクリアされなければならない、ということでした。

コーチ業を生業とする人のみならず、当然のことながら通常のビジネスにおいても十分応用の利く内容で、とても密な2時間を過ごすことができました。