「ワーク・ライフバランス・コーチング」セミナー　～WLBで自分を創造する～

2014年9月14日（日）、さいたま市大宮区において、9月定例セミナーを開催しました。
今回は、（一財）生涯学習開発財団認定コーチ・JCDA認定CDA（キャリア・デベロップメント・アドバイザー）の資格を持つ傍ら神奈川チャプター・ビジネスコーチング部会の部会長でもある深堀雅史氏を講師に迎え、『ワーク・ライフバランス』を扱ったワークショップを行いました。
同氏は現在、株式会社ワーク・ライフバランスに在籍され、企業や各種団体に対し、役職員の働き方を見直すコンサルティングを行うことで、少子高齢化に即した社会のあり方を提言されています。そして、ワーク・ライフバランスを普及促進させるプロセスでは、コーチングをベースとしたコミュニケーションを活用することが、より効果的であることも提唱されています。
ワークでは、各人の現状のバランス度を自己採点してみるとともに、自分自身のインプット（行動や思考）が、どのようなアウトプットを生み出しているかを考え、グループで発表し合いました。
深堀氏からは、ワーク・ライフバランスと聞くと、とかく「仕事と私生活のバランスを取る」とか「働き方を緩くする」という意にとらえてしまうが、実はどちらも正しくはない、私生活で得たスキルや知識を仕事に活かし、その成果がまた私生活を充実させるという、「仕事と私生活のシナジー（相乗効果）を促す」ことが本来の意味である、という解説があり、今、社会の至るところで聞く言葉ではあるものの、改めて本当の意味とその大切さを認識させられました。