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パーソナル・ファウンデーション・プログラム【第2回】(2012年3月4日)

さる2012年1月21日開催に続いて、2012年スペシャルプログラム『パーソナル・ファウンデーション・プログラム』をさる2012年3月4日にさいたま市大宮区において開催しました。

今回も30名を超える参加者を集め、熱気あふれる中で盛況のうちに終了しました。

『妥協をやめる』

photo-02たちは日々の生活の中で、意識するしないにかかわらず、何かしら妥協することを選択しています。簡単には達成できない大きな取り組みに関して妥協するのはやむを得ないところがありますが、中にはちょっとその気になれば達成することでも「ま、いっか」というひと言で妥協し、先送りにしている事例もあります。

ささやかな妥協を続けていると、大きな妥協もやめることができず、結果的に自分をがんじがらめにしてしまいます。パーソナル・ファウンデーションを養う中で、「妥協をやめる」ことも重要な取り組みの一つとなります。

ワークでは、まず各自が仕事や私生活の中で妥協していることをリストアップし、3人組でシェアしあうとともに、妥協することで得ていること、失っていることをあぶり出しました。

すると、得ているものは小さくて軽いイメージのものばかりであり、むしろ失っているものは根源的・本質的な重いものであることがあぶり出され、改めて妥協をやめることの大切さを学びました。

『統合性を取り戻す』

photo-03人は誰しも「最高の状態でありたい」と思っているわけですが、最高の状態になる、最高の状態を保つためには「統合性がとれている」状態であることが必要です。「統合性がとれている」とは、自分らしい生き方、自分の行動や行動しないことに責任が持てる生き方、身体を大切にする生き方等の意であり、自分の根源と照らして違和感を感じる生き方は「統合性がとれていない」状態であり、最高の状態にはなり得ません。

ワークでは、自分にとって統合性がとれている状態、とれていない状態をリストアップ。やはり3人組になってシェアするとともに、参加者の前で各グループのまとめをシェアしあいました。

日々の生活の中で、どうしても他人の信条や生き方に流されてしまい、違和感を持ちながらも自分も同じ行動をしていることが往々にしてありますが、その行動を断ち切り、自分が納得できる、責任がとれる生き方、すなわち統合性を取り戻すことがパーソナル・ファウンデーション上での重要なようその一つであることを学びました。