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「価値・価値観の明確化によるファウンデーションの強化」

2008年12月7日(日)、さいたま市大宮区において12月定例セミナーを開催しました。

埼玉チャプターでは昨年より、コーチとしてのコア・コンピタンシーを磨くために、ファウンデーションの強化を長期的なテーマとして掲げ、各種セミナーを開催しています。近藤真樹コーチを招聘して開催している「パーソナル・ファウンデーション・ワークショップ」もその一環です。

そのような長期テーマを踏まえ、12月定例セミナーでは、神奈川チャプター・ビジネスコーチング部会長であり、コーチ・トゥエンティワンのCTPクラスコーチも担当されている上西正之氏を講師に迎え、価値を明確化し、ファウンデーションを強化するワークを行いました。

photo-01まずは上西氏から砂川会長へのインタビュー形式で、埼玉チャプターの「ファウンデーションを強化する」プログラムを企画してきた経緯や今後の取り組みについて明確化し、今日のワークの導入へと繋げました。

特に今年は、来年にかけて『近藤真樹コーチのパーソナル・ファウンデーション・ワークショップ』をシリーズ開催していることが、大きな成果として砂川会長より紹介されました。

続いて、『価値』と『価値観』についてその言葉の意味するところや、違いについて議論を深めるワークを行いました。参加者からは「人生観につながる」「その人の本質」「見え方・感じ方」「1つひとつ存在するもの」といったようなさまざまな解釈が語られ、ホワイトボードを埋め尽くしました。

そして、過去から現在に至るまでのさまざまなイベントの中で、エネルギーのピークやボトムを図象化した『ライフプロセスシート』を各人が記憶を頼りに書き起こし、次のワークに備えました。

photo-03そして今日のメインとなるワークです。4人一組となり、コーチ役・クライアント役と2名のリフレクターを設定しました。クライアントの『ライフプロセスシート』を見ながら、コーチはクライアントの価値を引きだすためのさまざまな質問をし、リフレクターはそのやりとりを見聞きした上で、セッション後にクライアントについてリフレクティング(うわさ話)をします。

コーチとクライアント2名のセッションだけでは顕在化しなかった、クライアントの価値を表わすキーワードがリフレクターの口から発せられることによって、より立体的なセッションとなり、かつクライアントの価値が見つけやすいワークを体験しました。

セミナー終了後は、今年1年の締めくくりとして、大宮駅東口の居酒屋を会場に忘年会を開催。参加者一同、和気あいあいと楽しく飲んで食べて、親交を深めることができました。