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「『成果の上がるコーチング』とアセスメント」

photo-022008年6月15日(日)、さいたま市大宮区において、埼玉チャプター6月定例セミナーを開催しました。

今回のセミナーは、国際コーチ連盟 認定プロフェッショナル・コーチ、(財)生涯学習開発財団 認定マスター・コーチであり、日本コーチ協会理事でもある片山正人氏を講師に迎え「『成果の上がるコーチング』とアセスメント」をテーマに、ほぼ1日にわたってのワークとなりました。

まず午前中は「成果のでるコーチング力とは具体的に何が必要か?」を主要なテーマとし、片山コーチの経験に基づいた7つのセオリーをみっちりと学びました。片山コーチが経験されたエピソードも披露されながらの説明に、なぜそれらが成功のカギを握るのか、ということがスッと腑に落ちる理論でした。この7つのセオリーは午後から学ぶ『アセスメント』という切り口で見ると、まさに自分がコーチとして成功するためのアセスメントにもなります。

午後はいよいよアセスメントづくりですが、その前に「『自分軸』とは何か?」を全員で考え、ディスカッションの時間をとりました。ディスカッションの結果、自分軸を構成する要素として、『価値』『強み』『判断基準』『慈愛』『譲れないもの』『人や社会に役立つ』『経済力と人間力の調和』この自分軸は、人間が他人に依存せずに生きていく上で必須のものであり、基盤となります。自分軸を持っているかどうかが、コーチとして大成するかどうかの第一のアセスメントにもなります。

photo-03その後、参加者個々が自分自身のアセスメント作成に取り組みましたが、この『自分軸』をみんなで考えたことで、ぶれることのないアセスメントが完成したものと思います。

アセスメントの作成にあたって片山コーチが指摘された留意点は、

  • 午前中に学んだ、7つのセオリーがまんべんなく網羅されていること
  • ということは、最低7項目のアセスメントが存在していること
  • 各項目は自分の考え得る最高の理想像を文章化すること

といったことでした。

photo-04昨年行った「ファウンデーション」と同様、クオリティの高いセミナーを受けたおかげで、参加者一同、満足感にひたりつつ『自信』を持ち帰ることができました。

セミナー終了後は、希望者のみ会場近くの居酒屋に場所を移して懇親会を開催。片山コーチを囲んで酒杯を重ねつつ、情報交換や疑問解消の質疑応答が行われ、より深く自分軸を定めることのできる、貴重な時間を過ごすことができました。