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コミュニケーションの4つのタイプでチームビルディング

-自分を知って相手を知り最強のチームを創る-

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さる2017年1月14日、さいたま市大宮区で2017年最初のセミナーである1月定例セミナーを開催しました。今回は、一般社団法人ビジネスファシリテーション&コーチングカレッジ®代表理事の上西正之氏と、奥様の株式会社リーダーシップコミュニケーションジャパン代表取締役社長である上西英理子氏にご登壇いただき、「コミュニケーションの4つのタイプでチームビルディング-自分を知って相手を知り最強のチームを創る-」というテーマでワークを進めていただきました。

前半は、コーチングについての概説と、ご夫妻のデモセッション。お二人のオープンで少し茶化しも入った対話に、参加者の笑いを誘いましたが、コーチ役の上西正之氏のエッジの効いた質問に、クライアント役の英理子氏が大きな気づきを得るシーンが展開し、見応えのあるセッションとなりました。

photo-02さて今回のキーワードである「コミュニーション・タイプ」。4タイプ(コントローラー・プロモーター・サポーター・アナライザー)はコーチングを学ぶ上で重要なキーになっていますが、そのタイプを活かしてキチンとまとまったコーチングスキルにはなかなかお目にかからないもの。ビジネスコーチングを追究する上西ご夫妻は、ビジネスのシーンにおいて使えるコミュニケーションタイプを活かしたメソッドを独自に開発され、今回のセミナーでは惜しみなくご紹介いただきました。

photo-04後半では参加者にチェックリストが配布され、各人のタイプを診断。4つのコミュニケーションタイプのグループに分かれてディスカッションを行いました。テーマは「4つのタイプの上司攻略戦」。プロモーターとアナライザー、コントローラーとサポーターと対角線上に位置し、対立軸にあるタイプが自分の上司だった場合、膠着した会議の中でどういうアプローチをするかを同じタイプ同士で話しあい、結果を発表。当のタイプの人たちからフィードバックを受ける、という趣向で進行しました。

相手のタイプに立ったアプローチをまとめたはずなのに、実はそれは自分のタイプのニーズで、むしろ相手のタイプの神経を逆なでにするような内容だったり、まったく相手の関心を呼び起こす内容ではなかったりと、日常の場面ではなかなか聞くことができない別タイプの本音を共有することができ、とても有意義な内容となりました。

photo-05「職場でマネージャーを拝命したので、何かヒントになれば」ということで初参加された方もおられ、外は時折雪の舞うとても寒い日でしたが、会場内は終始熱気に包まれたセミナーとなりました。