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本間直人さんの「落語で学ぶOJT能力開発」

photo-03さる2015年12月5日、さいたま市大宮区で2015年12月定例セミナーを開催しました。今回はコーチングやファシリテーションの世界では第一人者である、ホンマ・ドットコム代表の本間直人氏を講師にお迎えし、落語を題材とする珍しいテーマで進行していただきました。

まずは『ミックスフライランチ』と聞いて、どんなメニューを想像するか? というワーク。めいめいが思う『ミックスフライランチ』を描画。あじフライがあったり、エビフライがなかったり、ハンバーグまで乗っていたり、人によって『ミックスフライ』の定義が違うことを体感。ということは私たちは職場や家庭の何気ない会話でも、同じ言葉なのにまったく異なる解釈を前提にコミュニケーションを進めている、ということが如実に明らかとなりました。

photo-02そして、会話のやり取りがチグハグになってしまう典型例としての『落語』。今回は故・桂枝雀さんの一席を聞きながら、ふだんの私たちのコミュニケーションのあり方を学びました。
後半は、本間氏が開発した『EFカード』を使った、褒めるボキャブラリーを増やすワーク。1,000以上の褒め言葉を50数語に集約したカードを用い、スピーカーの話を聞いた聞き役が、スピーカーのポテンシャルをさまざまな角度から観察し、EFカードから最適と思われるカードを選んで解説を試みる、という内容で、スピーカー自身が考えてもみなかった本人への賛辞の言葉が複数の聞き役から語られ、新鮮な気持ちと新たな自信を持つとともに褒め言葉のボキャブラリーを学ぶことができました。

photo-04本間氏の軽妙な進行に、会場は常に笑い声が絶えず、年末の笑い納めさながらのセミナーとなりました。

セミナー修了後は12月定例セミナー時の恒例行事である忘年会。大宮駅前の居酒屋で20名近くの参加者が本間氏を囲みながら心ゆくまで懇親を深めました。