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「リレーションシップビルディング・セミナー」

2011年2月6日(日)、さいたま市大宮区において、2011年2月定例セミナーを開催しました。

今回のセミナーは、(株)コーチ・エィ CTPクラスコーチであり、神奈川チャプター・ビジネスコーチング部会長の上西正之氏を講師にお迎えし、『関係性』を築いてコミュニティを活性化させる手法を学びました。

より良いコミュニケーションを実践するためには、自分と相手との信頼関係が重要なのは論を待ちません。ふだん、無意識のうちに形作っている自分と相手との関係性は、コミュニケーションの質を大きく左右しています。

今回のワークではこの『関係性』を、「自分」という第1の存在、「相手」という第2の存在に加えて『第3の存在』と位置づけました。『関係性』というと通常は観念的なものとしてとらえてしまいますが、それを『存在』としてとらえることで、その概念が大きく変わるように感じました。

photo-03まず最初のワークでは「自己紹介」ならぬ「他己紹介」ゲーム。2人組になって聞き手が相手にインタビューをし、その結果得た、相手の情報について別の2人組に的確に紹介する、というゲーム内容です。相手の細かな情報を聞き出す必要があり、自ずと関係性構築をはかるアプローチを体感しました。

続いては『コンステレーション』。あるケーススタディを題材に、全参加者がそのケースの登場人物になり、現状のロケーションを再現。次いで理想的な形に登場人物を再配置し、その理想を実現するために何が必要か考察をする、というプロセスでワークが進行しました。

photo-03『コンステレーション』を体験した参加者からは、「登場人物同士の距離感や目線の方向が見える化されたので、状況把握がしやすかった」「登場人物の役になりきることができ、どこに問題点があるのかが体感できた」といった感想が聞かれました。